「中性脂肪=動脈硬化を引き起こす原因」というイメージがありますが、中性脂肪とはどのようなものなのでしょうか?
簡潔にいうと、中性脂肪は人体のエネルギー源です。
食事で摂ったエネルギーが消費されずに余ると、肝臓で中性脂肪に合成されて肝臓や脂肪細胞に蓄えられます。これは、飢餓に備えるためです。
エネルギー消費と消費カロリーが釣り合っていれば、中性脂肪は蓄えられません。
中性脂肪の標準値は年齢や性別によって変わるので理想値はありませんが、およそ39~149mg/dlが正常で、150mg/dl以上になると脂質異常症とされ注意が必要です。
中性脂肪値が高いと、血液中の悪玉コレステロールが増加します。
中性脂肪や悪玉コレステロールは、血管の流れを阻害するので動脈硬化が起こりやすくなります。動脈硬化が起こると心筋梗塞、脳卒中、狭心症が起こる可能性が高くなるので、早めに改善しなければいけません。
そこでお勧めのものが、ローヤルゼリー。
ローヤルゼリーはビタミン、ミネラル、アミノ酸などが豊富に含まれている健康食品です。
ローヤルゼリーに含まれているデセン酸は、体内でインスリンのような働きをします。また、ローヤルゼリーに含まれているビタミンB6はインスリンと同じ働きをしたり、インスリンをつくるすい臓の働きを良くすることができます。
インスリンは脂肪を合成する作用があるので、血液中の中性脂肪を減らすことができるのです。
インスリンが不足すると血糖値が上がり、糖尿病になるリスクが高くなってしまいます。
ですから、ローヤルゼリーを摂ることによって中性脂肪を減らすだけではなく糖尿病を予防することもできるのです。
ローヤルゼリーは直接的に中性脂肪を減らすというより、インスリン分泌やすい臓に作用することによって中性脂肪を減らすことができます。
ですから、中性脂肪減少だけではなく総合的な健康を目指す方にお勧めです。
ローヤルゼリーを摂取するときに注意していただきたいことがアレルギーです。
体質や体調によっては、ローヤルゼリーに多く含まれるタンパク質に対してアレルギー症状が起きる可能性があります。
特に蜂アレルギーをお持ちの方は、血圧低下、呼吸困難、意識障害を引き起こす場合があるので注意してください。
ローヤルゼリーを使って中性脂肪を減らしたい方は、食生活を改善したり、適度な運動を行ったり、お酒の量を減らすなどローヤルゼリー摂取と併せて行うとより効果的です。